9th ASAKUSA NEW YEAR ROCK FESTIVAL 1981-1982

浅草国際劇場

ROCKER達 立ち止まるな ゴールはまだ見えない

シャネルズ

鈴木雅之(リーダー、リード・ヴォーカル)/久保木博之(トップテナー)/田代政(バリトン・ヴォーカル)/佐藤義雄(ベース・ヴォーカル)/桑野信義(トランペット、ヴォーカル)/須川泰男(リード・ギター)/新保清孝(ドラムス、ヴォーカル)/高橋進(ベース・ギター)/出雲亮一(サイド・ギター)/山崎広明(ピアノ、ヴォーカル)

COMMENT
 去年に引き続き、今年もまた出演させていただきるということで、僕たち楽しみにしていました。国際劇場が、取り壊しになるかもしれないということを聞いて、とても残念に思っています。でも、このようなロックフェスティバルを毎年恒例にしてもらいたいので、これからもずっと続けていってほしいと思います。僕たちはこれから2ヵ月間、ソ?ウル・パワーづくりのために自主トレーニングをおこないますが、81年のしめくくりとしてこの国際でシャネルズ・パワーを出しきって燃え尽きます。そして来年こそは、ブラック・パワーの年にします。和製アポロ・シアター、浅草国際劇場万歳!ニューイヤー・ロックフェスティバル万歳!!
Mr. Black 鈴木雅之

PROFILE
 メンバー全員が日本のベイ・エリア、京浜工業地帯の出身。グループ結成は72年頃とかなり古い。高校時代から姉の影響で黒人音楽に傾倒していた鈴木雅之が、悪ガキ仲間だった田代政、佐藤義雄、久保木博之とバンドを組んだことに端を発している。
 その後それぞれが旋盤工やトラック運転手として働きながら練習を積み、新宿ルイードへの定期出演を経て人気を得るようになったいきさつは周知の通りだ。
 81年はLAはWHISKY A GO-GOでの2度目のステージや、DOO-WOPフェスティバルでのドリフターズとの共演などで、ますます実力充実。ニュー・アルバム『HEY!ブラザー』でもその成長ぶりをいかんなく発揮している。